「精油には香りがある」ことの意味を考えてみる

パイロット版「わかる繋がる活かせるアロマ」1期生レッスンが本日終了しました。

半年に渡ってのレッスン。あっという間でした。

最終レッスンはアロマに関連する法令を知ることに加えて、アロマセラピーの可能性やこれからの自分のアロマセラピーについて考える、言葉にする時間となりました。

ブラッシュアップのためのレッスン

今回の受講生さんたちは、すでにアロマを学んだことがある方ばかりで、ブラッシュアップのためにこのレッスンを受講してくれました。

ブラッシュアップというともっと高度な知識をと思われるかもしれませんが、このレッスンで大切にしたのは「基本、土台」です。

ですので、生命の誕生から、精油の元となる植物のことから始まり、基本的な精油の化学・科学を学びます。

そして後半は15種類の精油の「香り」を嗅ぐ、嗅いで感じたことをシェアする時間を大事にしてきました。

知識と感覚のバランス

精油の香りを嗅いで感じたことをシェアする時間。

これが皆さんにとって「精油の香りを嗅ぐ」ことの大切さを感じてもらうきっかけになったようです。

どうしても精油を文字(情報)から理解しようとしてしまうのですが、香りを感じるという感覚の部分を忘れていないか?大事にしてみようよ!ということで「嗅ぐ、感じる」ということを繰り返してもらいました。

自分はどう感じたのか、そして他の人はどう感じたのか。

それぞれが感じた精油の香りが、自分が集めてきた情報、知識に繋がることがあります。

この二つが繋がって初めて精油を理解したということになるのではないでしょうか。

共通した想い「香りを嗅ぐ」ということ

最終レッスンで皆さんが口にしたことが「精油の香りを嗅ぐ」という言葉でした。

アロマセラピーといえば香りを嗅ぐことでしょ?と思われると思いますが、アロマセラピーにある程度関わってくると「香りを嗅ぐ」ことの大切さを忘れてしまうのですよね。

レッスンの最終段階である意味初心に戻ったという感じです。

アロマセラピーは香りを嗅ぐこと。香りを感じること。

「嗅ぐ」という簡単な行為で、気づかなかったことに気づけたり、行動が変わったり、ラクになれたり、自分を労われたり。

「香りを嗅ぐこと」の意味や大切さをもっと広めていきたい!!

というのが1期生の共通した想いとなりました。

終わりがスタート!

レッスンの終わりがスタートです。

ここで感じたことをたくさんの方に広めていってもらいたいと思っています。

そしてレッスンが終わっても「同士」として皆さんと繋がりを持ち続けたいと思う私です。

「irodoriアロマの会」と称して、皆さんと精油のこと、アロマのことを話し合う場を設けたいと考えています。

正式版レッスンは来年1月スタートです

「わかる繋がる活かせるアロマ」の正式版レッスンは来年1月スタートを予定しております。

アロマ経験者さんを対象に、学んできたけれど繋がっていない、活かしきれていないと感じる方にはぜひ受講していただきたいと考えています。

正式版レッスンの説明会、募集に関してはこちらのブログでご案内いたします。

この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター