現世と来世を繋ぐミルラ精油

今日のアロマアナリーゼ練習会で参加者のお二人が選んだ精油。

ミルラ精油

独特な個性的な香りです。これを選んだということはとても重要な意味があるんじゃないかな〜と
個人的には思ってしまう精油です。

ちなみに、今日の私はミルラ精油の香りがあまり入ってきません(笑)

ご参加のお二人と一緒にミルラ精油の考察をしてからセッションの練習に進みました。

先日「古代エジプト展」でその世界観を堪能してきたばかりでしたので、タイミング的に、
ミルラ精油の考察をしてみるのも良いかな?なんて思いました。

ミルラ精油を語るときに外せないのが

「ミイラの防腐剤の一つとして使われた」
「キリストの生誕の時に黄金・乳香(フランキンセンス)とともに捧げられた」


ということだと思います。

「ふ〜ん、そうなんだ。」で終わらないのが精油のプロフィール作り。
いや、ここで終わったら精油のプロフィールは出来上がりませんっ!!

古の人々にとってミルラという植物はどんな存在だったのか?

ということを考察してみるとミルラ精油の役割が段々と見えてきます。

古代エジプトの人々にとってミイラというのは現世と来世を繋ぐものだったと考えられます。
死後の魂が肉体を探し続けて彷徨わないように道標としてのミルラの存在。

キリストに捧げられたミルラは「救世主」の意味合いがあったと言われています。
人々を直接的に救ってくれる存在。
(ちなみにフランキンセンスは神様に捧げる香りですので間接的な救済をする香りと言えます)

そんなことを考えていくと、現代の私たちに、ミルラ精油はどんなメッセージを送ってくれているのかな?
ということが見えてきます。

そしてアロマアナリストそれぞれの感性で「精油のメッセージ」として言葉にして、
アロマアナリーゼセッションでそれをお伝えするわけです。

自由な発想で精油の考察を。
自分なりの言葉で精油のメッセージを。


アロマアナリーゼの面白さはセッションだけでなく、自分の「精油観」というものが
自然と作られていくというところにもあります。


精油大好き、人と関わることが好き。
そんな方にはアロマアナリストとして活動してもらいたいな〜と思います。

アロマアナリストになりませんか??

3月・4月スタート生を募集しています。




この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター