「フロクマリン」は悪者なのか??

こちらのブログがちょっとご無沙汰になってしまいました・・・。
暑さのせい??にしておきましょうか(笑)

先日予約注文をしていたARTQさんの「シトラスオーガニックフェア」の精油たちが到着しました。
到着していたのですがゆっくりとした時間をとることができず、昨夜ようやく開封しました。

開封して香りを感じる儀式のような時間^^

圧巻のラインナップです!

どれもフレッシュで心躍る香りたちでした。

柑橘系精油は日本人には馴染みがある香りで好まれる方がたくさんいますが、
結構古い精油をずっと使い続けている方が多いのですよね。。

柑橘系精油は「足がはやい」ので、購入して開封したら早めに使うことが鉄則です。
保存状態にもよりますが、最高でも6ヶ月が目安かなぁ〜と思います。
(ちなみに私はワインセラーで保管しています)

柑橘系精油が劣化しているかどうかの確認は、まず香りでわかると思いますが、それ以外には「色」を確認してみてください。
古い精油は色が抜けてきてしまっています。香りや色が変わってきているということは成分が変わっているということです。

「古い精油はお掃除に・・・」とはよく言いますが、お掃除に使うにも限界があります。
例えば3年前に開封した精油でお掃除・・・はやめておいた方がいいです。潔く捨てる勇気を持ちましょう。

そして柑橘系精油の懸念点であげられるのが「光毒性」ですね。

「光毒性とはフロクマリン類を含む精油を皮膚に塗布した状態で紫外線にあたるとシミや炎症などの皮膚トラブルが起こること」です。

フロクマリン類、特にベルガプテンはベルガモット精油に多く含まれているという認識をお持ちの方が多いと思います。

「精油の安全性ガイド」をみてみると

ライム精油 0.17-0.33%
ベルガモット精油 0.11-0.33%
ビターオレンジ精油 0.035-0.073%
レモン精油 0.0001-0.035%
グレープフルーツ精油 0.012-0.019%
マンダリン精油 0-0.0003%

これらの精油にベルガプテンが含まれています。
この数字を見てどう思いますか??たくさん入っていると思いきやかなり少量ですよね。

そして精油は原液で使うことは原則としてなく植物油などに希釈することを考えるとさらに%は低くなりますね。

確かに「ベルガプテン」という物質には「光毒性」があります。
どういう危険性があるかはしっかりと認識しておく必要があります。

ですが「光毒性があるから使えない」という考え方になってしまってはとてももったいないと思うのです。

「どうしたら危険がなく安全に安心して使えるのか」を考える必要があるんじゃないかな?と思っています。

そして「光毒性」をどう捉えるかは個々人で考え方を持つことが大事だと思っています。
これはレッスンでよく話していることですが。

柑橘系精油が勢揃いしたところであらためて柑橘系精油について調べていたところ、こんな記載を見つけました。

フロクマリン類を含むオイルは、特に日照時間の短い季節に気持ちを爽快にさせる強い作用があります。
フロクマリン類は骨端に働きかけて、自然の中にあるリズムや季節の推移にひとりひとりのバイオリズムを調和させます。
メラトニンは濃度が高すぎると抑うつ性の不機嫌を生じさせることがある睡眠ホルモンですが、フロクマリン類は主に
日照時間の短い季節(冬の鬱病)には、このホルモンに直接働きかけて好ましい影響を与えます。

フロクマリンは気分を爽快にして「暗闇に光」をもたらします。

(「アロマ療法大全」より)

フロクマリン類のマイナスな部分に目を向けがちですが、こういうプラスの部分にも目を向けたいですよね。

物事には両面があるのと同じように物質にも両面がある。

片方だけを見て判断するのではなく、両方を見てどう判断するのかが大事だなと思わせる記述でした。

思わぬ収穫でした。






この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマアナリスト
アロマアナリーゼインストラクター
NARDアロマテラピー協会認定 アロマインンストラクター
NARDアロマテラピー協会認定 アロマセラピスト