またもや「精油の色」のひみつ

先日ヤロウ精油の青色についてブログに書きました。→青系の色を持つ精油のひみつ

今回も「精油の色」について綴ってみたいと思います。

取り上げるのはイヌラ(イニュラ)という名前の精油です。

イヌラ(イニュラ)精油 Inula graveolens

ヤロウ精油に引き続きマイナーな精油ではありますが・・・。

毎月行っているアロマ仲間との精油の考察会の次回のテーマがイヌラ精油なのです。

イヌラ精油はミントグリーン色とか緑がかった青色の精油と語られることが多いのですが、私の手元にあるイヌラ精油は
「薄い黄色」なんです。

手元に来たときに「あれ?語られているような色じゃないな・・・?」と思い、その時はスルーしてしまったのですが、
今回考察をするということで販売元に問い合わせをしてみました。

ネットや書籍の情報だとイヌラ精油の色の違いは「蒸留器の材質によるもの」と語られていることが多いのですが、
実際のところは、同じ蒸留器で蒸留しても色が違うことが多々あるのだそうです。

そして色が変わる要因ははっきりとしたことがわからないそうです。

植物ですからね、その時の気候や土壌によって変わることはあるのでしょう。

思っていたのと色が違う。そのままスルーしてしまうこともできたのですが、やはり違和感をそのままにしておくのは何となく気持ちが悪い・・・。はっきりとした要因がわからなくても問い合わせをして回答をいただけて良かったです。

ちょっとわかりにくいのですが、プラナロムの方が黄色、フロリハナの方がミントグリーンです。
どちらのブランドの輸入販売元にも問い合わせをしまして、同じような回答をいただきました。

このイヌラ精油の考察についてはまた後日綴りたいと思います。

この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター