「精油を抽出する方法の水蒸気蒸留法はイブン・シーナが確立したもの」
このようにアロマのレッスンでは学び伝えてきました。
ところがアロマ関連の書籍以外にはこのような記載を見ることがありません。
どういうことなんだろう??とずっと引っかかりを感じていました。
ところが最新のアロマトピアにヒントを見つけることができました。
イブン・シーナはペルシャの哲学者・医者・科学者であり、臨床医学に必要とされる知識を「医学典範」に
まとめあげました。
この医学典範には蒸留法を確立をしたという記載はなく、おそらく後の時代にイブンシーナの名を語って書かれた偽書
によるものではないか、そしてこの点についての研究はあまり進んでないのが現状とのことです。
アロマ界で通説とされていることに「本当にそうなの??」と感じることが多く、お伝えするにあたり謎解きのような探求の時間を過ごしています。沼にハマることもしばしば・・・です。
こんなことを知らなくても精油を使うのになんの支障もないのですが、疑問に思ったことは調べてその結果をしっかりとお伝えしていきたいと思うのです。
こんなことに皆さん興味ありますかねぇ・・・?(笑)
レッスンの中で小話としてお伝えしています。
