先日のブログでは「ケモタイプ」の二つの定義についてお伝えしました。
植物学上のケモタイプと私が所属しているナード・アロマテラピー協会においてのケモタイプでは定義が違うということ。
そしてそこから派生して勘違いされているのではないかと思われる「ケモタイプ精油=安全である」という図式。
さらに今回は私も誤解していた「ケモタイプ」のことをお伝えしたいと思います。
先日の「わかる繋がる活かせるアロマ」の最終回レッスンの時にも訂正させていただいた事です。
ケモタイプとは「同じ種(学名)で成分が異なるもの」ですが、なぜ成分が変わるのでしょうか。
ローズマリーには
シネオールタイプ
カンファータイプ
ベルベノンタイプ
の3つのケモタイプがあります。
このように異なる成分を持つのは「生育地や気候などで成分が変わるから」と学び、理解していました。
しかし。
今年受けた2つのオンラインレッスンで講師の方が「ケモタイプについては誤解している人がいる」とおっしゃいました。
え?どういうこと??とちょっと混乱。。
生育地や気候などで成分が変わるのは植物にとっては当たり前のこと。
ケモタイプだからというものではありません。
「ケモタイプ」とは「植物学上遺伝的要因によるもの」であり「生育環境により成分の違いではない
ということです。
このように今まで学んできたことが全て正しいとは言い切れません。
情報の精査、更新が必要と強く実感したのでした。