柑橘系精油は大好きですが、唯一「??」となる精油が
マンダリン精油
柑橘系精油って私たち日本人にはとても馴染み深い香りで親しみやすい香りですが、
私はマンダリンの香りだけは「粉っぽさ」を感じてしまい積極的に手に取ることはありません。
ですがちょっと前になんだか調子が悪いな〜、バランス崩しているな〜って時に嗅いでみると、
不思議と粉っぽさが消えて素直に染み入ってきました。
このマンダリン精油「パニック発作の時に助けられた」という方もいるようで、
もしかしたら他の柑橘系精油が常に親しみを持って側にいるのと違って、
「ここぞ!」の時にかけよってくれる精油なのかもしれないなぁと思ったりしました。
(個人の見解です)
マンダリン精油とともにマンダリンプチグレン精油(マンダリンの葉から抽出される精油です)も
併せて嗅いでみたところ、独特な香りは変わらずですが、普段よりは親しみを感じられる香りでした。
成分的なところを見てみると・・・。
マンダリン精油には少量、マンダリンプチグレン精油には50%ほど「アントラニル酸メチル」という
芳香族エステル類の分子が含まれます。
鬱病や不安症の改善に役立つと言われている芳香分子で、他の柑橘系の精油には含まれない成分なので、
やはり「ここぞの時の精油」なのかな?と思ってしまいます。
芳香族エステル類。ベンゼン環を持ち壊れにくいという特徴があるので、
おそらくですが、神経系に強く働きかけるのではないかな?と思います。
そしてパラパラとめくっていたアロマの書籍のマンダリンのところにこんな文章がありました。
広東州ではマンダリンを「揺銭樹」と呼びますが、この言葉には「揺すりさえすれば幸せを呼ぶ木」など
様々な意味があります。
なるほど。
この文章を読んでやっぱり「ここぞ!」の時の精油なのかな?なんて思ってしまいました。
苦手な香りなので深く考察していなかったのですが、これをきっかけにもう少し考察を
深めていこうと思いました。