先日の練習会で選ばれたもう一つの精油。「ミルラ精油」
精油自体とても粘性が高くボトルからなかなか出てこないので、そういった意味でちょっと扱いにくい精油だったりします。
ですがミルラ精油、とても面白い精油なのです。
この精油は必要な人にはしつこいくらいに訴えてくるのです。
どんな人に訴えてくる?
ミルラ精油は必要な人のところには様々な形で訴えてきます。
これは私自身の体験ではなくアロマ仲間の体験です。
例えば「セイクリッドアロマカード」というカードがあります。
https://www.therapylife.jp/uranai/aroma/
何かカードに聞いてみたいことがある時に1枚引いたりします。何度引いてもミルラが出ることがあります。
また精油の瓶からミルラ精油が溢れ出てくることもあります。
信じるか信じないかはあなた次第なのですが(笑)これ「決意はしたけれど、しっかりと固められていない、一歩踏み出す勇気が持てない」という人にこのような形で訴えてくるのです。
よし!!もうしっかり決意を固めたぞ!!となればミルラ精油は気にならなくなりますし、おとなしくなるのです。
ミルラってどんな植物?
ミルラという精油は木を傷つけて出てきた樹脂を水蒸気蒸留したものになります。
樹脂からの精油は「傷を癒す」「自分を労る」というような意味合いがあります。
そしてミルラの樹脂は固まります。そんな性質から「決意を固める」というメッセージが生まれるわけです。
そしてミルラといえば古代エジプトのミイラ作りには欠かせない植物でした。
古くから防腐作用があることが知られていたため、死者の肉体を保存するために大量に使用されたという歴史があります。
同時代に使用されていたフランキンセンスは「神様に捧げる香り」だったのに対して、ミルラはその作用からお薬的な役割も果たしていいました。そんなところから人を助ける救世主ともいえます。
古代エジプト人にとってのミイラとは
現代の私たちは人生100年といってもいい位の長生きをします。しかし古代エジプトの人たちはそこまで長く生きることはなかったでしょう。
現生よりも来生を大事に考えていたり、人間は死んでも魂は残るという考えで、死者の魂が肉体に戻れるようにとミイラにする必要があったと言われています。
ミルラ精油の考察、メッセージ
お薬の役割をして人々を助けることができる「救世主」と言われたミルラ。
ミイラは死者の魂が戻ってこれるためのもの。そのミイラに使用されたミルラ。
そこから考察するミルラ精油のメッセージとして
「道は照らされている」
ということが言えるかもしれません。
あなたが進む道はもうすでに照らされています。
決意を固めて、安心してその道を進みなさい。
そう伝えてくれているような気がします。
決めたものの一歩踏み出す勇気がなかなか持てない。。そんな時はミルラ精油の香りを使ってみるのも良いかもしれません。
精油のメッセージ作りを楽しむ
「認定アロマアナリスト養成講座」では精油の考察、精油のメッセージを受講生さんとディスカッションをしながら作り上げています。
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