積読本の中から就寝前にこれを読んでいます。
2003年に買って全く読んでなかったらしい(レシートが挟まってた!)本を実家の本棚で見つけました。
カトリーヌ・ド・メディチは香りの歴史の中にもちょこっと登場します。
イタリアからフランスへ調香師を連れてきて洗練された香り文化を伝えたと言われていますが、
この辺りはもうちょっと自分なりに探ってみたいと思っているところです。
この本を読みながら先日思い出したパルマローザ精油の考察とかぶりました。
先日レッスンでゼラニウム精油の考察をした時に、同じくローズ様の香りとしてパルマローザ精油との比較をしました。
ゼラニウム精油は植物としてお花も可愛らしいし園芸用としても人気があるけれど、パルマローザはイネ科らしく見た目は「草」です。
ゼラニウム精油は日向の女だけどパルマローザは日陰の女だよね〜!なんて昔アロマ仲間と精油の考察をしたことがあって、
それをレッスンでシェアしたのです。
パルマローザ精油は私自身あまり好きな精油ではないので、考察はそのままの状態で・・・。
「日陰の女」が離れないままこの本を読んでいたら、カトリーヌの生涯とパルマローザがなんとなく被るような気がしてきたのです。
(あくまでも私見です〜)
幼い頃から不遇で、結婚した夫には結婚前から寵姫がいて・・・日陰の女だなぁと。
ちょっと同情してしまうような感じです。
でも日陰の女でずっといる訳ではなく「悪女」と言われてしまうような行動を起こしていくのですが、
それってきっと自分の立場を考えての行動だったんじゃないだろうかと思うのです。
(まだ最後まで読み終えていないのでなんとも言えない部分もあるのですが・汗)
帯にある「女である前に政治家だった 妻である前に王妃だった」と言う文章が物語っているように。
パルマローザは香りはローズ様だけれど見た目は地味。でもゲラニオールと言う成分をゼラニウムよりも豊富に含むので、
スキンケアや出産時のサポートとか、日陰の女の実力は凄いんじゃないかと思っています。
またまた楽しい課題ができました。
カトリーヌ・ド・メディチの生涯を探ること。ノストラダムスとも近しいと言われていたはずなので(昔、本で読んだような・・・)
その辺りの本を読んでみようかな。
あとは苦手意識があったパルマローザ精油の考察を。。