「鏡の中の私」と「私の中の私」

先日の「わかる繋がる活かせるアロマ」レッスンのミルラ精油考察の時のこと。

二人の受講生さんがミルラ精油を嗅いで「いい香り〜〜!!」と言ってました。

ミルラ精油って薬っぽい独特な香りのする精油なので「華やかさ」からは遠ざかる香りの精油です。

この精油の香りが「心地よい」と感じる時は、個人的な見解ですが、その人にとても大切なメッセージを送っているような気がしています。

「いい香り〜!」とうっとりしていたお二人に対してミルラは何か訴えかけているような感じです。

ミルラ精油は「進むべき道に迷いがあった時に案内役となる」と言われる精油です。

進むべき目的の場所は間違っていない。

ただそこに進む道筋で迷ってしまう時もあるでしょう。

そんな時に道筋を明るく照らして「そっちの道じゃないよ、こっちの道だよ!」と教えてくれるのがミルラの役割なんじゃないかと思います。

「私はここに行くんだ!」と決めたとしても、世間や人の意見に自分の想いが揺らいでしまうこともあるでしょう。

でも信じるのは「鏡の中の私」ではなく「私の中の私」です。

自分を信じて進んでいいんだよ、もし躓いたり迷ったりしたら、ちゃんと案内してあげるから!

そんな精油なのです。

私が精油の考察の時にお世話になる「アロマニュース」(NARD JAPAN発行・現在は絶版です)の中の「人類哲学者の意見」にこう記されています。

「鏡の中の私と私の中の私の間で選ぶべきは常に私です」

偽りの私ではなく、本当の私の想いを選択しましょうね、ということでしょう。

ミルラ精油が心地よく感じる方へ、この文章を贈ります。

この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター