一通りアロマの勉強をしてきた、資格も取得した、精油のこともたくさん知識を入れてきた。でも・・・。
精油を活用できていない!!
ってことに気づき「まだまだ勉強が足りないんだ、知識が不足しているんだ」とさらにインプットを進める。
インプットすること自体は全く問題ないのですが、ここで大事なのは「なぜ精油が活用できないのか」をちゃんと知ることだと思うのです。
なぜ精油を活用できないのでしょう?
私の経験からも言えることなのですが、おそらく「資格試験のために精油の知識を暗記して詰め込んだ」からではないでしょうか?
精油のことをわかったつもりになっていた・・・。
そこで私がやったのはこんなことでした。
「なぜ?」と問いかけること
たくさん学んできたので手元にはアロマ関連のテキスト・書籍はたくさんあります。
そこにはたくさんの「精油のブレンドレシピ」が載っていますね。私はこれを活用しました。
「活用した」と言ってもレシピをそのまんま真似て終わり、ではありません。それだと意味がありませんからね。真似る前にやったことがあります。
何をしたかというと「なぜそのブレンドレシピなのか?」と「なぜ?」と問いかけたのです。
風邪予防のレシピ、痛みのレシピ、ストレスケアのレシピ、色々とありますね。
そこにはたくさんの精油が登場します。
なぜ風邪予防にこの精油が選ばれたんだろう?
なぜ頭痛の緩和にこの精油が選ばれたんだろう?
なぜストレスケアにはこの精油が選ばれたんだろう?
なぜその精油なのか?をもう一度調べ始めました。
こういうことを続けていくとだんだんとそれぞれの精油の役割が見えてきて、暗記では得られなかった精油の知識が身についていったのです。
精油の働きは人それぞれ
ブレンドレシピ分析をしたら使ってみないと机上の空論で終わってしまいます。
ブレンドレシピを真似て使ってみる。
そうすると「あれ、このブレンド、なんだか私にはあんまり効果(本来は効果という言葉は使えませんが)がないなぁ・・。」ということに遭遇します。
そう、万人に共通するブレンドレシピって無いんですよ。
「咳をなんとかしたい!」という時にサイプレスが良い人もいればフランキンセンスが良い人もいます。私はサイプレスと相性がいいです。
「夜眠れないから」とラベンダーアングスティフォリアを使っても、香りが好みじゃないから逆にストレスを感じてしまって・・・ということもあります。
精油の作用としては鎮咳作用があっても、鎮静作用があっても「私には合わない」という精油もあります。
精油の働きは人それぞれ。
これは実際に精油を使ってみないとわからないことですね。
そしてもう一つ発見もあります。
精油を通じて自分自身を知ることができる
サイプレスがしっくりくる自分、ラベンダーアングスティフォリアよりベルガモットの方がしっくりくる自分。
精油から自分自身を見つめることができる、ここがアロマテラピーの面白いところなんじゃないかな〜と私は感じています^^
「精油が活用できていない!」と悩んだ時に助けになったのがこの「ケモタイプ精油小事典」でした。
これは私が持っている中で一番古いものです。もうボロボロです!
情報もだいぶ古くなってしまったのですが、愛着があるので捨てられずに手元に大事にとってあります^^
「アロマを学んできたのに精油を活用できていない!」という方のお役に立てれば嬉しいです。