精油を使うときちょっと自分を振り返ってみる

頭痛、肩こり、生理痛・・・「痛み」に対して精油を使うことがあります。

最近はあまりないのですが「生理痛」のときに私の場合はバジル精油を使うことがありました。

(「効く」という表現は使えないので・・・)私にはぴったりくる精油でした。

鎮痛剤と同じ位の早さで痛みが引くわけではないのですが痛みがすーっと引いていったのです。

「薬を使いたくないから精油を使う」という言葉を以前の私はよく使っていました。

なぜ薬を使いたくないのか?なぜ精油だったら良いのか?

痛みの軽減は薬を使っても精油を使っても「対症療法」であることには変わりありません。

痛みは不快な症状ですのでそれをいち早く取り除きたいですよね。
だからその使い方を否定するつもりはありません。

でも繰り返す痛みに対して使うのならば「なぜその痛みが生じるのか?」と普段の自分の生活をちょっと振り返ってみることが大切なんじゃないかと思うのです。

「痛み」という結果に目を向けて精油を使うのではなく「痛み」の原因に目を向けてみる。

その痛みはいつから始まったのか?
どんな時に痛みはひどくなるのか?

身体を酷使しすぎての痛みなのか、心の疲弊が身体の痛みとなってあらわれたのか。

精油を使うときにちょっとだけ自分を振り返ってみるのはいかがでしょうか?

そして精油の使い方もちょっと見直してみるのも良いかもしれません。

対症療法ならば薬でも精油でもどちらでも良いのでは?

精油には薬理作用もありますが、心の部分に入り込み気づきを与えてくれる存在でもあります。

心地よく響く香りは私に何を教えてくれているんだろう?

そんなところに目を向けてみると精油の在り方も変わるかもしれません。



この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター