安易な精油の飲用をすすめるインスタの投稿が目に入ってしまいました。
最近はスルーしてしまうことが多かったのですが、今回は医師を名乗る人がオススメしていたものでしたので、
悶々としてしまったのです。
なぜそんなに積極的に精油を飲用したがるのでしょう?
なんのために精油を飲用するのでしょう?
精油の飲用をするフランスやベルギーであっても、精油の飲用は誰もが簡単にできるものではなく医療の専門家の指示のもとで
行われています。
飲用の方法も「精油を水に垂らして飲む」という安易なものではなく、カプセルを使用したり適正な用量・用法を守って行われるものです。
そして精油の摂取期間も例えば1週間のうち2日は休止し1ヶ月以上は行わないなど「毎日精油を飲用で摂取」なんて方法は一切やりませんしおすすめしていません。
もし精油の飲用をすすめられたら一旦立ち止まってもらいたいです。
そして精油の飲用をすすめるならばその目的をはっきりと説明してあげて欲しいです。
「精油の安全性ガイド」「薬用エッセンシャルオイルの科学」
人に精油の有用性をすすめるならばこういった専門書を面倒くさがらずにしっかり読んで学んで欲しいです。
知識は人と精油を守ります。
無知は人を傷つけることもあります。
私もまだまだ学び途中です。大好きな精油のことをしっかり学んで伝えていきたいと今回のことであらためて思いました。
「精油の安全性ガイド第2版」は在庫切れで古本が高値で取引されていたようですが、4月11日より全国一般書店やネット上で再び入手可能となるそうです。
高価な書籍ではありますがそれだけの情報がぎっしり詰まっています。
誰かにアロマテラピーを伝えたい!と考えているならばぜひ手元に置いておいていただきたいと思います。