精油を俯瞰してみる

アロマを学び始めた頃は小瓶に入った液体の精油だけを眺めて香りを感じて理解します。

はじめはそれで十分だと思います。

もうちょっと精油のことを理解したいな。
精油の知識を誰かのために活かしたいな。

と思ったら次のステップに進む時です。

ミクロの世界からマクロの世界へ

精油を瓶に入った液体として成分だけを見ていると少し偏ってきてしまいます。

精油は何からできている?元の姿は「芳香植物」ですよね。
植物として眺めてみるのです。

精油を俯瞰してみる、もっと大きな視野で精油を眺めてみる。
すると今まで気付けなかった景色が見えてきます。

例えばラベンダー・アングスティフォリア精油。
アロマといえばラベンダー精油というくらいに有名な精油ですよね。

そしてラベンダーといえばリラックスというような認識もあるかと思います。

もちろん成分から見てもリラックスを促すような鎮静の作用を持っていますが、ラベンダーの植生をみるとちょっと違った景色が見えてきます。

厳しい環境を選んで育つ、栄養がある土地を嫌う、枝分かれせずに真っ直ぐに伸びる。などなど。

そんなところからただ「リラックス」ではない、ラベンダーアングスティフォリア精油の強さが見えてきませんか?

ミクロの世界からマクロの世界へ目を移してみる。同じラベンダーを眺めていますが視点が違うだけでたくさんのことが見えてくるのです。

自分以外の方へ精油をお伝えしていこうと考えているならば、こういう視点を持っているととても喜ばれます。

「わかる繋がる活かせるアロマ」「認定アロマアナリスト養成講座」は多面的に精油を眺めて精油を考察し、自分なりの精油のプロフィール作りをしていきます。

これがアロマプラクティショナーとしての自信にも繋がるのです。

この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター