アロマテラピーを学び、いざ誰かに伝えよう!となった時に「私のアロマテラピーって?」と悩む方もいらっしゃるかな、少しでも参考になれば良いかなと思って書きます。
前回のブログからの続きになります。
私自身はスタートが「精油の成分から考える作用」でしたが、実際に人に働くのかな?という疑問が実は根底にありました。
「そう教わったから」「そう学んできたから」で人に伝えるのが難しくなってきたところから、では自分は精油の何を伝えたら良いのだろう?と考えたところで浮かんだのが「精油の芳香分子から考える精油が伝えたいこと」でした。
これはアロマアナリーゼという手法を学んだことがきっかけで「精油の考察」を徹底的にした結果です。
精油の考察はあらゆる角度から精油を眺めます。精油の元となる植物の植生、歴史、文化、人との関わり、そしてもちろん芳香分子の作用、などから「精油が伝えたいこと」を自分なりに考えていきます。
特に芳香分子の作用についてはずっと学び続けてきたのでそこから精油を考えるクセができていたのでしょうね。
植物にとってその芳香分子を持つということはなんらかの意味があります。自分の身を守るためだったり子孫を残すためだったりしますが、具体的になんのためにその芳香分子を持つようになったのかな?と植生と絡めて考えたりします。
本当のところは分かりません、植物に聞いたわけではないので(笑)
でも自分なりにその精油が伝えたい「精油のことば」を考え、その精油の香りを好む方にお伝えするととてもしっくりしていただけるようなんですよね。
そして自分自身もとても辛かった時に「精油の香りと精油のことば」にとても励まされた経験があります。
そんなことから、私のアロマテラピーは「精油の香りとことばを伝える」ことによって目の前の方の背中を押すことができたらいいな、というものに変わっていきました。
自分で歩いていけるんだけどちょっと立ち止まってしまった人へ、エールを送るようなアロマテラピーをお伝えしたいと思います。
これはレッスンも同じです。
アロマテラピーを学んできたけれどどのようにアロマテラピーを伝えたら良いのかわからない・・・という「アロマ迷子」さん向けのレッスン。
手取り足取りというよりも、基本的なアロマテラピー・精油に関する情報をお伝えした上で、一緒に考え「私のアロマテラピー」を構築していくようなレッスンです。
「ずっとアロマ迷子です」というアロマの学びの経験者の方や「アロマ迷子になりたくないです」というアロマ初心者の方にぜひ受講していただきたいと思っています。
脱アロマ迷子 アロマテラピーレッスン