自分の中の知識の整理とレッスンの準備で、あらためて「嗅覚」「脳神経」「こころ」「感情」にまつわる書籍を読み漁っています。
「読み漁っている」なんて書きましたが、本を読むのは好きだけれど、集中力と睡魔との戦いになっています(汗)
一度読んだ本たちなのですが、インプットだけでなくアウトプットも兼ねてなので、また新しい発見があったりします。
その再読の本の中で巡り合った人物「H・M」と生前呼ばれた男性の生涯を書いた本。
「ぼくは物覚えが悪い」

昨日手元に届きました。
「海馬が記憶に関わる」ということは知っている方も多いと思いますし、私もアロマのレッスンの中でもお伝えしています。
この考えが確立した過程には「H・M」という男性、ヘンリー・モレゾンさんという男性が大きく関わっています。
彼はてんかんの治療のために脳手術を受けましたが、てんかんの発作が消失したかわりに、
直近の過去を記憶できなくなってしまったのです。
「さっき出会った人のことを覚えていない、今経験したことを覚えていない。」
全く想像もつかない世界です。
まだ数ページしか読み進められていませんが、なんだかページをめくるたびに切なさを感じてしまいます。