「ぼくは物覚えが悪い」

自分の中の知識の整理とレッスンの準備で、あらためて「嗅覚」「脳神経」「こころ」「感情」にまつわる書籍を読み漁っています。

「読み漁っている」なんて書きましたが、本を読むのは好きだけれど、集中力と睡魔との戦いになっています(汗)

一度読んだ本たちなのですが、インプットだけでなくアウトプットも兼ねてなので、また新しい発見があったりします。

その再読の本の中で巡り合った人物「H・M」と生前呼ばれた男性の生涯を書いた本。

「ぼくは物覚えが悪い」

昨日手元に届きました。

「海馬が記憶に関わる」ということは知っている方も多いと思いますし、私もアロマのレッスンの中でもお伝えしています。

この考えが確立した過程には「H・M」という男性、ヘンリー・モレゾンさんという男性が大きく関わっています。

彼はてんかんの治療のために脳手術を受けましたが、てんかんの発作が消失したかわりに、
直近の過去を記憶できなくなってしまったのです。

「さっき出会った人のことを覚えていない、今経験したことを覚えていない。」

全く想像もつかない世界です。

まだ数ページしか読み進められていませんが、なんだかページをめくるたびに切なさを感じてしまいます。



この記事を書いた人

山野 笑子

アロマテラピーに出会い「大丈夫、私ならできる」と自信が持てたことをきっかけにアロマテラピーの学びを深める。
精油は私の人生に彩りを与えてくれたことから、2013年千葉県松戸市に「アロマテラピースクール&サロン irodori」をオープンする。
アロマテラピーのレッスンを通じて「一人一人が自分にしかない魅力に気づくことで、望む未来へ向かって一歩踏み出せる」と伝えることを自らのミッションとしている。
何事も前向きに捉える姿勢とアロマテラピーに対する知識と情熱から、安心感がある、信頼できるとの感想を多くいただいている。

アロマインストラクター